下妻物語
全編、これ、ギャグ漫画である。いや、原作は嶽本野ばらの『下妻物語』という小説であるが、この映画の表現手法は漫画またはアニメのそれを踏襲している。そしてそれは物語の内容と見事にマッチしており、楽しさはいや増すばかりである。
茨城県下妻市。のどかな田舎町を全身ロリータファッションに身を固めた女子高校生、竜ヶ崎桃子(深田恭子)が一人歩く。桃子は妻(篠原涼子)に捨てられた筋金入りのダメ親父(宮迫博之)とともに、ジャージ文化の町兵庫県尼崎市から、ヤンキー文化花盛りの下妻へ移り住むことになったのである。桃子は憧れのブランド商品を買うために、父親の扱っていた偽ブランド商品を売りさばくことにした。果たして買い手が現れた。同じ高校2年生の白百合イチゴ(土屋アンナ)である。イチゴは下妻最強レディース『舗爾威帝劉(ポニーテール)』所属のヤンキーであった。ロリータ娘に極悪ヤンキーの取り合わせ。気合いの入った二人組を前にして、何も起こらない方が不思議である。かくして桃子とイチゴの熱い日々が始まる……。
ギャグドラマを解説したり、講評したりするほど野暮ではない。だから何も言わない。これはポカーンと観て、ただひたすら楽しむ映画である。主演の二人はもちろん、俳優陣も皆はじけた演技で楽しそうである。宮迫博之・阿部サダヲ・小池栄子・荒川良々・篠原涼子・生瀬勝久、そして樹木希林。達者な人々が集まって物語をしっかり支えている。それにしても「ジャスコと尼崎」、最強である(笑)。監督は中島哲也。ワーナーマイカルシネマズ茨木で鑑賞。
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コメント
>ゴロスケさん
私は何の事前情報も持たない状態で観ました。あまり構えないでブラリと行くくらいでいいと思います。
>ぽた郎さん
さすが守備範囲が広い! とりあえず小学館文庫に入っている『下妻物語』を買ってきました。一から勉強(!?)です。
>きまたさん
そうだったんですか、きまたさん。深田恭子が好きなんですね。そうか。わかりました、今度、念を飛ばし合って、一緒に映画を見に行きましょう(笑)。
>ebiさん
いらっしゃいませ。帝都での生活はいかがでしょうか。またしても深キョンファンが!! 彼女、意外に人気があるんですね(失礼な物言い)。でもこの映画では役柄にぴったりはまってました。土屋アンナのヤンキーもばっちりです。ぜひ映画館で彼女たちに会って下さい。
投稿: morio | 2004.06.09 00:15
こんにちは!
関西meetupの掲示板からやってきました。(←遅い!^-^;)
ぜひぜひいつかお会いしましょう~♪
下妻物語、私も楽しみにしています。
深キョン大好き、嶽本野ばらさんも好き。
土屋アンナさんもかっこいいので楽しみです。
深キョンは、普通っぽくしているよりも、作りすぎ!ってくらいに作っているほうが神秘的でかわいいです。
でもじつは、普段テレビを見ないので、動いている深キョンをほとんど見たことがないのです(^-^;)
そういう意味でも楽しみです。
ぽた郎さん>「花形文化通信」本当になつかしい!!(^-^)
投稿: ebi | 2004.06.08 08:22
深キョンが大好きだー!
もりちん、僕の観たい映画全部観てて良いな、ずるいぞー。
今度、一緒に観に行こう!(無理)
投稿: きまた | 2004.06.07 20:36
うーん。野ばらちゃんもすっかりメジャーになってしまわれたのね・・・。「花形文化通信」の「それゐぬ」を書いていた頃の野ばらちゃんが懐かしいわん。(^^)
投稿: ぽた郎 | 2004.06.07 19:09
下妻物語、観ようか迷っているところです。
「嶽本野ばら」食わず嫌いなのですが面白そうですね。
ロリータとヤンキー。部外者立入禁止な世界を映画や文学にするなんて面白い。
やっぱり映画行ってみようかな。
投稿: ゴロスケ | 2004.06.07 14:21