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2004.07.04

ファインディング・ニモ

暑くて暑くて、小難しい映画を観る気にならない。でも何か観たい。という気分で借りてきたのがこれである。レンタル店で大量に並んでいた。制作したピクサー社はスティーブ・ジョブズが設立に関わった会社(でしたよね)なので、マック派である私には近しい気分を抱かせてくれるが、これまでに観たものといえば、トイ・ストーリーだけである。なめらかすぎる動きは少々違和感を感じるのだけれど、海のもので納涼気分が味わえていいかと思ったのであった。

果たせるかな、とても涼やかで気持ちのよい映像であった。あの海の描写をぼんやりと眺めているだけで熱も冷めそうである。物語は良くも悪くもディズニーらしいもの。主人公が窮地に陥り、それを克服することで成長を果たし、最後はみんなが幸せに包まれながら大団円を迎える。ファインディング・ニモは親側の事情と子供の側の事情が交互に描かれ、最後に両者を止揚する形でまとめあげる。これはちょうど劇場版「クレヨンしんちゃん」の手法と同じであるが、まさかピクサーの連中が「しんちゃん」を楽しんで、自分たちのものにしているということではないだろうね。

日本語版の木梨憲武(ニモの父親マーリン)と室井滋(ドリー)の掛け合いがたいそう楽しかったことも付け加えておこう。

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