« 写真集を眺めて過ごす | トップページ | 村上春樹『アフターダーク』(講談社) »

2004.09.08

天保山までポタ

海のピンホール写真を撮りたいと思いながら、強烈な日差しに負けっぱなしの夏となってしまった。それでもようやく先週末にその気になって出発したのであるが、今度はなにわ自転車道(吹田から大阪港まで行ける自転車道)を走行中、警官に止められた。別に悪いことや無法走行をしていたのではなく、すぐそこで水死体が浮いているという。ああ、見てしまったよ……。亡くなった方にはたいへん申し訳ないけれど、とても水のあるところを走る気分でなくなったので、服部緑地の馬を見に行くことにした。またしても海は遠かった。

そして今日。目を覚ますと台風一過の青空が広がる。今日を逃せば、おそらく当分行くことはないだろう。でもなにわ自転車道はちょっと嫌。ということで、梅田から御堂筋を南下し、淀屋橋で西に転じる。そして堂島川、安治川に沿って天保山(大阪港)へ向かうことにする。リュックにコンパクトカメラ・デジタルカメラ・ピンホールカメラ・中型三脚・予備フィルム6本・ワイヤ鍵3本・村上春樹『アフターダーク』・手帳その他を入れると、重いのなんのって。肩にのしかかる重みに堪え、バディ介(BD-1)を走らせる。そういえば、こやつに乗るのは一ヶ月ぶりくらいかも。

修行のように走りまくり(荷物を降ろすのが面倒)、安治川まで一気に走る。ようやく撮影開始。安治川の風景やヴォーリズの日本基督教団大阪教会(1921)などを針穴撮影する。そしてわが青春の地、弁天町。クラブ活動(サッカー部でした)でやたら走らされた公園で遠い目をしながらハリアナする。

天保山まではそこからあと二駅分の距離である。下町情緒あふれる裏道をちょろちょろと走り、巨大な阪神高速道路の集合体が見えてきたら、その向こう側が天保山である。海遊館やサントリーミュージアム周辺を歩き回り、ピンホール写真を撮った。空も海も昨日の風に吹き払われたかのように澄んでいた。

海遊館 hello

左はカラフルな海遊館(ほんとにいい天気)、右はペイントされた壁と一緒に「シェー」(笑)。

空

最近、お気に入りの小さな飛行物体写真。これはヘリコプター。ぜんぜんわからないけど。中突堤の先でやっぱり遠い目をしていたら、あっという間に時間が経ってしまった。せっかく持ってきた重い本でも読みながら帰ろうと思い、地下鉄の駅で自転車を畳んだ。

|

« 写真集を眺めて過ごす | トップページ | 村上春樹『アフターダーク』(講談社) »

コメント

>marinさん
ジュゲムではいつもご迷惑をおかけします。すみません。あれこれとチューニングをしているようですが、なかなか改善したという実感がないのが辛いところです。すんなりつながる時間もないこともないので、また御覧いただければ幸いです。『アフターダーク』は昔の村上春樹の匂いが感じられて、気に入っています。

>miuさん
仏様は親類縁者の葬式で何度も目にしているけれど、こういうのはやはり衝撃を受けます。天保山はいいですよ。まず日本一低い山がある。あとはカラフルで変な形の建築物。ショッピングや食事を楽しめる大きな施設があって人も多いし、昔ながら(笑)の渡し船(USJ側へ行ける)もあります。軽く1日つぶせます。

投稿: morio | 2004.09.11 16:42

morioさん、こんばんは。
針穴写真が見たかったのですが、jugemが重くていつまで経っても写真が出てこないので今夜はあきらめました。
何故リュックに『アフターダーク』が入っているのか気になりましたが、最後まで読んで謎が解けました。私なら地下鉄の中でも遠い目をしてしまいそうですが、さすがmorioさん、精力的ですね。

投稿: marin | 2004.09.10 22:41

それはそれは…。
もしかして海に行っていたら自分が浮いたかもしれない。これも天のご配慮とポジチブシンキングを。海は少し距離を置いて感じるぐらいがいいかも。私の住む場所からは距離がありすぎて想像すら出来ませんが(笑)天保山はロシアンカメラに最適な被写体が多そうですね。USJより魅力的。

投稿: MIU | 2004.09.10 15:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11234/1391747

この記事へのトラックバック一覧です: 天保山までポタ:

« 写真集を眺めて過ごす | トップページ | 村上春樹『アフターダーク』(講談社) »