ためるな危険
この至言はぽた郎さんによるものである。長らく溜めに溜めた「エントリー予告編」を消化するために、一行書評(紹介?)で初秋の大掃除。
■添田建治郎『愉快な日本語講座』(小学館)
山口大学の授業での内容とやり取りを収める。日本語の問題はいつもすぐそこに。ソエケン、下ネタ好き。
■円満字二郎『人名用漢字の戦後史』(岩波新書)
名前に使える漢字はなぜ制限されているのか。「悪魔ちゃん騒動」は記憶に新しい。著者名は本名とのこと。できすぎ!
■柴田武『ことばのふるさと見ぃつけた』(ベスト新書)
御年八七の大家が語る方言の世界。「トリビアの泉」方言編とでも言えばよいか。
■西郷信綱『日本の古代語を探る』(集英社新書)
古代文学研究の巨人による論集。御年八九にして「次に何をなすべきかが、ようやく見えて来たような気がする」とは……。
■堀井令以知『ことばの由来』(岩波新書)
身近な言葉の語源探索。京ことばの専門家による文章は気楽に読めるものであった。堀井もまた八十路オーバー。
■石浦章一『東大教授の通信簿』(平凡社新書)
各大学で学生による授業評価が導入されて久しいが、プライド高き東大の先生方の実体(の一部)を知ることができて、それなりに興味深い。
■フランス・ドルヌ、小林康夫『日本語の森を歩いて』(講談社現代新書)
対照言語学を専門とするフランス人が日本での生活のなかで出会った言表を分析する。夫がサポート。
ちょっとだけすっきり (^^;
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