久しぶりのPowerBook生活
掌が妙に生ぬるく温められるPowerBook G4 12inchを使うようになって一ヶ月半が過ぎた。
6月にサンフランシスコで開かれたWWDCで新しいPowerBook G5が発表されるのではないかという噂が流れていたものの、結局それはなく、来年以降のインテルのプロセッサ搭載というニュースだけで終わった。プロセッサのメーカーを乗り換える発表をした以上、消費電力や発熱量に問題がありそうなG5を積んだPowerBookはもうないのだろうと思われる。勝手な憶測。いや、私のやっている仕事ならばG5どころかG3でも十分なので、そういうニュースに一喜一憂することもないのだけれどね。
液晶パネルを閉じる時にニョキッと生えてくる爪がラブリーなこいつ(スリープするたびにAirMacのことを忘却の彼方にすっ飛ばしてしまうのはご愛敬か)は、私にとって4台目のPowerBookである。Duo230、Duo280、Duo2300cと乗り換えて、その後はノートパソコンを持ち歩く必要がなくなったのでどれも手放してしまった。もともとマックは一体型こそが真の姿であるという「原理主義者」でもあるので、9インチのモノクロモニタを搭載したあの姿が最善にして最良だと思っている。Quadra840AVやらPowerMac 8500やらも使ったけれど、最終的には一体型の流れを汲むiMacシリーズを使うようになったのも必然であった(だいぶ形は違うけど)。最初に買ったClassic IIは今も大阪の自室に鎮座ましましている。SE/30にしたらよかったとちょっぴり後悔しているのは内緒……。
ここまで書きながら、どうやらオチは付きそうにないなと思ってます。
ともあれ、少々重いことと電池の持ちが何年も前のレベルとあまり変わっていないことを除けば、特にこのマシンに大きな不満はない。寝床に持ち込んでDVDを見ることができるのはありがたい(アリスや悦ネエがいつもすぐそこに、笑)。本命のiMac G5(機能面でのデザインがいまいち)は、職場であてがわれたどうしてもなじめないウインドウズマシン(富士通のFMV=iTunes専用機)をどこかに追いやるために、いずれ手に入れたいと思う。そうだなぁ、今ほしいのはPowerBookに繋げるシネマディスプレイとこいつを入れて運ぶボブルビー、言うだけはタダなので言ってみる。終わり。やはりオチなし。
余談:銀座のポーラミュージアムで個展を開かれた田所美恵子さんからお礼の葉書が届いた。素敵な写真を見せてもらったのはこちらなので、なんだか申し訳ない気がする。
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